江東区 大島 亀戸 小児科 アレルギー科 予防接種 乳幼児健診

小児科

子どもの身体や心のケアなど小児全般を診療しています。
親御さんがお子様に抱いている身体や心の悩みなど何でも気軽に相談できる小児科を目指しています。
また、親御さんやご家族の方の風邪や胃腸炎などの診察・投薬にも対応しておりますので、お気軽にご相談下さい。

隔離室を設置しています

「はしか」・「水痘」・「おたふく風邪」などの伝染する恐れがある病気で来院された場合、2つある隔離のお部屋でお待ちいただき、そのまま診察、会計まで済ませられます。
入口も一般の入口と分かれていますので、このような病気が疑われる際は、あらかじめご連絡いただければ、隔離の部屋への入口にご案内できます。
こうすることで院内での感染者と非感染者との接触が完全に避けられるため院内感染リスクを最小化できます。

また、隔離も大切ですが、このような伝染する病気の予防は、何より予防接種を受けておくことが重要です。当院では予防接種にも力を入れておりますので、ご相談下さい。

  • あらかじめお電話を頂いて隔離が必要な場合は2番入口よりお入りいただきます。

  • 隔離室も2部屋ございますのでスタッフの指示に従ってお入りください。

乳幼児健診について

※月曜~金曜 14:30~15:30は乳幼児健診を行なっています。詳細は当院までお尋ねください。

「6-7か月健診」「9-10か月健診」や区の「1歳半健診」のほか、入園時、入学時などの健診も対応しておりますのでご相談ください。また、乳幼児健診の際に予防接種も一緒にできますのでご利用下さい。

発熱

生後数カ月から5~6歳くらいまでの子供は、よく熱をだすことがあります。子どもの発熱は感染症つまり病原微生物によるものがほとんどで、その中でもウィルス感染症による発熱が頻度としては多くを占めます。

これらの病原微生物に感染すると、からだを守ろうとして免疫反応がおこります。
発熱物質がつくられるのもそのひとつで、熱はいわばからだが戦っている現れともいえます。
熱それ自体が問題となることは少なく、高熱が続いてもそれだけで脳に影響がでるようなことは通常ありません。
熱がつらければ、解熱剤を使って楽にさせてあげてもかまいませんが、身体の免疫反応が強いときは、解熱剤を使ってもなかなか熱は下がりにくいものです。

そのような場合は不安もあるでしょうが、冷静にお子様がうまく休めるように工夫してあげて下さい。
冷やしてあげてもよいですが、嫌がるようであれば、無理に冷やす必要はありません。
通常の場合は、熱そのものを下げなければならないという医学的必要性はあまりありません。

風邪

風邪(感冒)は咳、鼻水、喉の痛みなどの症状がでるウィルス感染症の代表であり、発熱の原因としても頻度が高いものです。
ほかの多くのウィルス感染症と同様に、直接の治療法はありませんが、ほとんどは患者本人の免疫力で自然に治癒してゆくものです。
いわゆる「風邪薬」はその治癒までの経過を過ごしやすく、症状を緩和するための治療(対症療法)ということになります。
抗生物質は細菌に対する薬ですので、風邪などのウィルス感染症には原則として使用しません。
しかし、ウィルスが原因と考えられていても抗生剤を使いながら経過を見ていく方がよいと考えられる状況もありますので、個々の事例については医師とよくご相談下さい。

近年、日本では抗生物質を使いすぎることによる耐性菌の問題が、批判的に取りざたされています。
実際に、2011年に流行したマイコプラズマ感染症は、もっとも有効であるマクロラド系の抗生剤でも80%くらい(報告によります)が、抗生剤が効かない耐性菌であるといわれています。
風邪症状がある場合に、たとえ発熱があったとしても毎度のように抗生剤を使うようなことは当院ではお勧めしておりません。

風邪と診断されていても、その後気管支炎や肺炎に進行する場合もありますので、熱を含めた症状の経過をしっかり観察することが重要です。

嘔吐

嘔吐は、「食べたり飲んだりした物」を胃腸が拒絶して起こる反射です。
強い腹痛などとともに激しく吐く時などは消化管の狭窄や閉塞が起こっている可能性があります。

嘔吐時には顔色が蒼白あるいは青くなり苦しそうになって吐きます。
吐いた後は一旦楽になることがありますが、それを目的として吐くことを促すのはお勧めできません。
嘔吐は結果として体液のバランスを崩すことになるため、脱水、循環不全やけいれんの原因となります。

嘔吐や下痢があるときは、上手な水分の取り方がポイントになります。
制吐剤などを用いて吐き気が少しでも落ち着いているときに少量ずつ飲ませてあげるのがコツです。
患者本人は喉が渇いているのでゴクッと飲みたいところですが、これをやると必ず吐いてしまうでしょう。
そうなると胃液などの電解質もいっしょに奪われてしまうので、飲めた以上に脱水を強め循環を悪くします。

下痢

下痢の場合は、その下痢便の状態をよく観察しておいて下さい。
血便、粘血便(粘液の混じった血便)、白色便、食物が全く消化されていない便などであれば、それを医師に見せてください。

下痢の時に水分をとることで、下痢を悪化させることは通常ありませんが、腹痛が強くなることや吐き気を誘発することがあります。
少量ずつ上手に水分を摂らせながら十分に休息させてあげて下さい。

腹痛

腹痛は比較的軽症の胃腸炎や便秘症から、重篤で緊急の対応が必要な病気(急性虫垂炎や腹膜炎、腸閉そく等)まで、さまざまな原因で起こります。
便秘であっても、お子様の場合は激しい痛みの原因となることがあり、病状の重篤さと痛みの程度が必ずしも一致しないこともしばしばみられます。
そのため、嘔吐や下痢といった他の症状やその経過が診断のための重要な情報になります。

受診される場合は、これらの症状の経過を整理して医師にお伝えください。
また、自律神経の調節障害や、身体的あるいは精神的なストレスが腹痛の原因となることもあります。
ご心配な場合はお気軽にご相談ください。

伝染しやすい病気について

はしか(麻疹):「MRワクチンを受けましょう!」

「はしか」は麻疹ウィルスによる感染症で非常に強い感染力を持っており、飛沫や接触によるほか、空気でも感染します。

はしかは一度罹れば抗体が出来るので通常二度目の発病はないのですが、ワクチンなどで獲得した抗体を持っている場合、「修飾麻疹」と呼ばれる軽度の症状が現れることがあります。
また、はしかを発症すると一時的な免疫力の低下が起こり二次感染や合併症を起こす危険性が高まります。
また、ゆっくりと進行性に神経に障害を残す合併症に至る場合もあります。
はしかは、予防できる病気ですので是非とも予防接種を受けましょう。

みずぼうそう(水痘):「ワクチンを受けましょう!」

みずぼうそうは、水痘・帯状疱疹ウィルスとも呼ばれるヒトヘルペスウィルスによる感染症です。
このウィルスは接触感染・飛沫感染・空気感染で広がります。

感染力は非常に強く、感染者との接触が思い当たらないような場合でも感染していることが多々あります。
水痘・帯状疱疹ウィルスは一度感染・発病すると神経節の中に潜んで体調が悪いときなど免疫力が落ちている際に再活性化して帯状疱疹として発症することがあります。

みずぼうそうは有効な治療薬がある数少ないウィルス感染症のひとつです。
この病気は発疹がかなりハデにでるわりに比較的元気で経過することも多いため痒み止めの塗り薬だけで抗ウィルス薬を使わずとも多くは治癒します。
但し、有効な治療薬があることは知っておく必要があります。

おたふく風邪(ムンプス):「ワクチンを受けましょう!」

おたふく風邪はムンプスウィルスと呼ばれるウィルスによる感染症です。
ムンプスウィルスは、感染者のくしゃみや咳が飛び散ることで起こる飛沫感染や感染者との接触による接触感染によって伝染します。2歳から12歳までの子供に感染者が多く見られます。

おたふく風邪の原因となるムンプスウィルスは2週間程度の潜伏期間があり、感染源の特定が難しい場合が多々あります。
直接の治療法は無く対症療法を行いますが、無菌性髄膜炎を合併することがあり、その場合は嘔気・嘔吐のために水分が摂れず入院して経過を見ることもありますが、この場合も対症療法でやがて治癒します。
後遺症として難聴を残す場合があることが知られており、やはりワクチンで予防したい病気のひとつです。