おたふく風邪(ムンプス)について
ワクチンを受けましょう!
おたふく風邪はムンプスウィルスと呼ばれるウィルスによる感染症です。
ムンプスウィルスは、感染者のくしゃみや咳が飛び散ることで起こる飛沫感染や感染者との接触による接触感染によって伝染します。2歳から12歳までの子供に感染者が多く見られます。
おたふく風邪の原因となるムンプスウィルスは2週間程度の潜伏期間があり、感染源の特定が難しい場合が多々あります。
直接の治療法は無く対症療法を行いますが、無菌性髄膜炎を合併することがあり、その場合は嘔気・嘔吐のために水分が摂れず入院して経過を見ることもありますが、この場合も対症療法でやがて治癒します。
後遺症として難聴を残す場合があることが知られており、やはりワクチンで予防したい病気のひとつです。