蕁麻疹(じんましん)

蕁麻疹(じんましん)について

じんましんは、大小様々な赤いブツブツや、地図のように形の不規則な腫れが皮膚の浅い層に強い痒みを伴って現われる皮膚の病気ですが、一般に全身疾患として取り扱われます。
通常は数分から数時間後に跡を残さず消えますが、身体のあちこちに出没することがあります。
原因としては食物や動物、薬剤、皮膚への機械的圧迫刺激、温熱や寒冷刺激、紫外線、発汗、心因性ストレスなどさまざまなものなどが考えられます。

皮膚の症状の他に、激しい咳や息苦しさをともなう場合は呼吸器でも皮膚と同様のことが起きている状態で、重症の呼吸困難・循環不全に至る可能性のある危険な状態(アナフィラキシー)です。
このような場合は、早々に医療機関にかかる必要があります。
治療は抗アレルギー薬の内服が基本となります。